3月23日ベルギー リエージュで国際親善試合 マリ代表戦キックオフ!
リエージュのスタッド・モーリス・デュフランスタジアムで行われた試合は、マリ側のボールでのキックオフで試合が開始しました。
日本は4-2-3-1のフォーメーションでマリを迎えます。前半にはJリーグ組の長友 佑都選手、槙野 智章選手、昌子 源選手が最終ラインに、大島 僚太選手と中村 航輔選手と長谷部 誠選手が中央に、トップ下には森岡 亮太選手が構え、前線には宇佐美 貴史選手、大迫 勇也選手、久保建英選手が並びます。
前半戦
前半3分でダイレクトにパスをつなぐ日本代表軍は右サイドから宇賀神選手が前線に蹴り込み、大迫選手も進みますが相手の守備が硬くなかなかシュートまで持ち込めません。
前半11分、左サイドから宇佐美選手がディフェンスライン裏に絶妙なパスを出しチャンス到来。久保選手が走り込み、シュートを放ちますが残念ながら枠の右に外れてしまいます。
前半17分、長友選手が左サイドでのドリブルを仕掛け、突破を狙いますがマリのDFでボールを失います。
前半19分、ボールを受けようとしたジュポネ選手に後ろからタックルを仕掛けて倒した宇賀神選手にイエローカードが出てしまいます。
前半33分足を痛めた大島選手が退場、山口選手が交代します。
全半42分、マリはこぼれ球に反応したジュネポ選手が遅れて蹴りにきた宇賀神選手に倒されPKを獲得します。
マリのPKのキッカーはアブドゥライ・ディアビ選手。左足から出る鋭いシュートはゴール右に入り込みます。中村選手も反応はできたものの強いシュートにはボール触れることもできませんでした。 マリの初ゴールが決まりました。前半戦の残りもわずか、2分のアディショナルタイムがあったもののマリ側の1点先生で前半戦は終了します。
後半戦
後半戦は日本のボールでキックオフ、試合開始です。
後半戦が始まってすぐ、宇賀神選手が抜け、酒井と交代します。
後半6分、長谷川選手が後ろから来たディアビ選手に手で倒されて、日本はペナルティエリア手前の絶好な位置からのフリーキックを獲得。森岡選手がキッカーです。右足できれいなシュートを放つも壁にあたってしまいます。
前半21分、中村選手と槙野選手がパス交換で何度もつなぎ、前線へのロングボールで前進を試みます。大迫選手もDFの前にボールを落とすも、なかなかつながりません。
この時点で本田選手がベンチで準備完了。
後半25分、久保選手に代わり、本田選手が交代します。
後半33分、中島選手が小刻みにドリブルを仕掛けたところ、後方から進んできたディアビ選手に押されて倒れ、ペナルティエリアの左角でFKを獲得します。
FKのキッカーは中島選手。鋭い右足からの高いクロスキックをゴール前に送り、本田選手と昌子選手とコンビネーションを図ろうとするも相手側にふさがれてゴールが決まりません。
後半38分、中島選手が右サイドに大きく敵陣に入り込み、本田選手が走り込み、後方フォローの酒井選手にボールを落とします。酒井選手は本田選手にボールを返しますが、本田選手の位置にオフサイドの判定がでてしまいます。
後半41分、酒井選手がマリ側に倒されて、敵陣中央あたりでFKを獲得します。
FKキッカーは本田選手。右足からのクロスは簡単に相手側のGKにキャッチされてしまいました。
後半45分、アディショナルタイムは4分の表示です。
後半48分、ペナルティエリア左手前から、小林選手が浮き球を出すがDFに跳ね返される。反応した三竿が苦しい体勢からシュートを狙います。これに反応した中村がゴール手前でボールを押し込みます。GOOOOOOLLLLLLL!!!!!! 試合の最後の最後、1分も残っていない土壇場で日本は1点を獲得し1−1で試合終了。引き分けとなりました。
最後は手に汗握る展開でした。
まとめ
日本代表はボールの保持は何回もできたものの、決定打をなかなか出せずもどかしい試合となりました。動き出しや効果的なパスなども少なく、選手同士の呼吸もあっているとは見えず、鈍い試合運びでした。このまま試合は終わってしまうのかと思われた、残り時間1分で中村選手のゴールで引き分けとなりました。次の親善試合は3月27日に同じリエーシュにてウクライナ代表と対戦します。